ドイツ語で「保護施設」という意味です。
1841年からドイツ動物保護連盟によって運営されています。捨てられた動物、逃げてきた動物、事情があって飼えなくなった動物を保護しています。政府の動物福祉検査官が常に2名常駐し、きちんと保護されているか確認したり、虐待を受けている動物がいれば保護しに行くなどの活動をしています。
敷地面積はドイツ最大級のベルリンティアハイムで16ヘクタール、サッカー場30ぐらいあり、犬や猫だけでなく、ニワトリや豚、は虫類など、あらゆる動物を保護しています。殺処分ゼロを目指し、希望する家族には一定の規定を課して譲渡しています。
円形につくられた犬舎は広く、部屋の外には庭もついていて、自由に出入りが出来るようになっています。犬舎の各部屋には、その犬の経歴がかかれ、病歴なども一目瞭然で分かるようになっています。猫舎も同じように広く、一部屋に3、4匹がゆったりと過ごしています。このほかにさまざまな種類のネズミ達、モルモット、ウサギ達のいる小動物達の棟、鳥の棟、豚の棟、爬虫類の部屋 、ケガをしたり病気の子達のいる獣医の棟もあります。
運営は募金、会費、相続金から成り立っています。このほかに、子ども向けの動物のことを学ぶ講座等も行われており、正しい動物との関係を身につけていけるように指導もしています。
以下の写真はドイツでのティアハイムの写真になります。